キャブレター車のセッティングと空燃比測定、パワーチェック

F.I車のサブコンセッティングとMAP変更、パワーチェック

プレストではF.Iやキャブレターのセッティングに対応するためや車両の現状を知る診断のため、ダイノジェット社のシャーシダイナモを導入しています。

シャーシダイナモはシャシダイとかシャシーダイナモとかダイノマシンとか様々な名前で呼ばれているものですが同じものです。

以下ここではシャーシダイナモと呼びます。

シャーシダイナモはパワーを計測するだけの装置ではありません。

実走行に近い環境をつくり出し、空燃比を計測し、正確なセッティングや診断を行う装置です。

セッティングを行い、車両のポテンシャルを最大限まで引き出すことにより、パワーが上がることはもちろんですが、乗りやすさも変わります。

また正確な空燃比を得ることで、愛車の寿命が大きく変わります。

まずは車両の状態を知るためにも一度計測をお勧めします。

計測はお気軽にお越しください。

準備がありますので事前にお電話にてお問い合わせください。

空燃比を含めたパワーチェックは１回５０００円（税別）です。

４速全開の測定だけではなく（実際そのような走り方をすることはないと思いますので。）アクセル開度小のパーシャル時の空燃比や高速走行時を再現して空燃比を計測します。

これらのデータを取ることで燃費の悪さや不調の原因など、様々なことがわかります。

セッティングを行う場合は別途セッティング代金がかかります。

この場合はセッティング前とセッティング後にパワーチェックを行います。

MAXでの計測だけではなく、一般道を想定しパーシャルでの空燃比、勾配を想定した負荷時の空燃比測定などを行います。

※車両の状態によってはお断りする場合があります。例えばですがサイレンサーの装着されていない車両、ドライブチェーンの調整が適正でない車両、極端に燃調が狂っている車両などです。

よく聞かれる馬力について説明します。

出力データは後軸出力です。

メーカーのカタログやホームページに記載されている出力はエンジン出力です。

後軸出力はエンジン出力に比べると、ミッションやドライブチェーンなどの抵抗がありますので低くなります。

この後軸出力はタイヤで計測するものですから実馬力と呼ばれています。

例えばですがSR400の場合、カタログでは２７馬力となっていますが、当店のシャーシダイナモで計測すると２２~２３馬力です。

ノーマルで計測した場合、後軸２２~２３馬力となりますのでカタログと比較すると８０~８５％の値となりますが、これが普通です。

もしノーマルの車両で後軸２７馬力のデータが出た場合はおかしいということになります。

計測することで乗っている車両のピークパワーの位置や、トルクカーブなどを知ることができます。これによりもっと走る楽しみが出てきます。

パワーグラフ、トルクグラフ、空燃比のデータはプリントしてお渡しします。

是非お役立てください。