ピボットシャフト
年間何十本と整備するピボットシャフト
グリスを注すだけでなく車検毎に分解点検するのがいいと思います
ニードル、スラスト共に滑らかな動きがなければ交換しましょう
シャフト部は耐荷重性に優れたウレア系又はモリブデングリスを使用します
モリブデンは耐水性が劣りますがマメにメンテナンスするのであれば十分です
ただスラストベアリング部はオイルシールがある為シリコングリスを使用します
モリブデンやウレアはゴムを侵しますので
写真はシリコングリスをたっぷり使用していますがこれは撮影用で普段はこんなには塗りません
メンテナンスはお金がかかる上、見た目がほとんど変わらないため敬遠されがちですが楽しく安全に乗る為には欠かすことの出来ない作業です