1978 SR500 フルレストア日記 vol.6

※概要※

【SR500 フルレストア日記】と題して、北米から帰国した不動なSR500を再生させたいと思います。

この連載ではレストアとはどのような作業なのかお見せしたいと思います。

 

 

 

前回のエンジンの続きとなります。

腰下も組み終わり、いよいよ腰上を組みたいと思います。

 

ピストンはリング、ピンなどを交換し使用します。

 

 

 

シリンダーはホーニングをして取り付けます。

錆をブラストで落とし、レストアらしく綺麗になってもらいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

シリンダーヘッド。

シリンダーヘッドは純正の状態で塗装がされています。

その塗装が剥がれ錆が出ていますので、塗装の剥離と錆の除去、新しく塗装も行います。

 

 

ガンコート仕上げです。

 

 

初期型モデルは作りが荒々しくこれまで何回も怪我をしています。

処理することもありますが、このSRに関してはこれからも荒々しいまま生きてもらおうと思います。

 

 

 

バルブは腐食でボロボロでしたので交換しました。

シートカットや清掃を行い、当たり面を確認してから取り付けます。

 

 

 

 

綺麗な状態のカムシャフトはベアリングを交換しそのまま使用します。

 

 

 

シリンダーヘッドカバー。

ブラストで処理をし、シールやガスケットは全て交換します。

 

 

 

 

 

組み上がりました。

特徴的なカムチェーンのテンショナーカバーも低圧のブラストで綺麗にしてから取り付けます。

 

 

 

 

すぐに車体にのせたいところではありますが、まだ時間がかかりそうです。

しばらくの間スタンドで保管します。

 

最後に中も外観も綺麗になったエンジンを見ていただこうと思います。

 

これでエンジン編はおしまいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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