今回はＸＳ-1のクランクケースカバーからのオイル漏れの修理作業を紹介したいと思います。

 

 

 

ＸＳ-1。

 

 

 

このカバーから漏れていますのでガスケットを交換します。

 

 

 

 

オイルフィルターは長い間交換されていないようです。

 

 

 

 

この様子だと下部のストレーナーも良い状態ではなさそうですので交換します。

 

 

 

ＸＳのストレーナーカバーは固着して簡単には外せません。

叩きすぎるとカバーが割れますので内側からスライドハンマーで外します。

 

 

 

 

ストレーナーは穴が開いておりフィルターとしての役目はもうありません。

 

 

ここから大変なガスケット剥がし。

名人に剥がしてもらいます。

 

 

 

 

 

 

キックアームのオイルシールをついでに交換します。

実はＳＲと同じ部品です。

圧入の治具が使えますので助かります。

 

 

 

 

古い車両で大切なのがボルト穴の状態です。

なめたり潰すと簡単には直せません。

そうならないように開けた時は必ず一つずつ丁寧に掃除します。

 

 

 

 

 

オイルはＭＯＴＵＬの鉱物油20Ｗ-50を使用します。

私も愛用しています。

 

 

綺麗になりました。

古い車両は手間がかかることが多く大変ですが長く乗ることができるようにお手伝いしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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