1978 SR500 フルレストア日記 vol.4

※概要※

【SR500 フルレストア日記】と題して、北米から帰国した不動なSR500を再生させたいと思います。

この連載ではレストアとはどのような作業なのかお見せしたいと思います。

 

 

今回大きな作業はありませんがちょっとした作業を紹介したいと思います。

 

エンジンのカバー類。

 

 

 

この深いタイプの錆は磨くだけでは落としきれません。

まず古いクリアを剥離してからウエットブラストで錆を落とします。

そのあと研磨します。

 

 

 

 

荒めのバフで鏡面になりすぎないように磨きます。

研磨後、洗浄を繰り返しパウダーコートのクリアで仕上げました。

 

 

 

リアサスペンション。

 

 

分解し清掃します。

 

 

 

スプリング表面は綺麗ですが裏は錆びています。

これはこのSRに限らず起こることです。

 

 

できるだけ錆を落とします。

 

 

ここで少し手間をかけて裏側のみパウダーコートします。

錆を落とした所はまた時間が経つと錆びてきます。

これを防ぐためです。

白くなっているのがパウダーコートのクリアです。

焼き付けることによって透明になります。

 

 

錆が少ないメッキはバフで仕上げます。

 

 

 

このモデルのスプリングは他のSRと比べて自由長が違います。(左のスプリングです。中と右は違うように見えますが同じです。)

1978年の特徴なのか、車体が重いからなのか、欧米人に合わせてあるのか理由はわかりません。

驚くほど硬いサスペンションです。

 

 

綺麗になりました。

 

 

組み立てて完成です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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SR400 17インチ化とパウダーコート

今回のカスタムはSR400の17インチ化です。

古いハブもOHしてパウダーコートして別物になっていただきましょう。

 

ディスク周りのカスタムは既に終わっています。

 

 

 

後に17インチになることを考えて選んだフェンダーの穴あけ加工。

 

 

 

エキセルワイドリムにすっかり綺麗になったハブを組み込みます。

 

 

 

錆が多かったタンクはこれからも長く使用できるように防錆処理します。

 

 

 

乗り手をその気にさせる17インチ。

車体も大きすぎず小さすぎずちょうどいいサイズです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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1978 SR500 フルレストア日記 vol.3

※概要※

【SR500 フルレストア日記】と題して、北米から帰国した不動なSR500を再生させたいと思います。

この連載ではレストアとはどのような作業なのかお見せしたいと思います。

 

前回のエンジンの続きとなります。

 

 

特徴的な重いクランクシャフト。

OHすればまだ使用できそうです。

 

 

この重いクランクシャフトは内側も特徴的です。

 

 

組み立ててしっかりと芯出しします。

 

 

 

クランクケース。

 

 

 

これは洗浄、ブラスト、洗浄、塗装、焼き付け、洗浄という工程で仕上げます。

手間をかけなければレストアはできません。

手を抜いて時間短縮はできず、経験から得た効率化によって時間短縮するしかないのです。

 

 

今回はこの辺で終わりたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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