SR400 カスタム紹介【スクランブラー】3

SR400のスクランブラーカスタムを紹介します。

何回かに分けて紹介し、カスタム内容を余すことなくお見せします。

 

 

 

 

タンクはスティンキー製のアルミタンク。

カフェによく使用されるアルミタンクですが、ロングタンクの中でも長すぎず細めなのでスクランブラ―にもよく合うと思い選びました。

 

カラーはくすみのあるサックスブルーでペイント。

ラインなどは入れずロゴをペイントで入れました。

 

 

 

 

 

シートはタンクに合わせてワンオフで製作。

厚く硬めのウレタンを使用し本革を張りました。

耐久性は未知数ですが、しわになってもクラックが入っても合皮にはない本革の良さと考えたいと思います。

 

フレームはシートレールをループ加工しました。

シートに合わすのではなくフェンダーに合わせ加工しました。

 

 

 

 

 

フレームを飛び石から守るために全体を覆うようなガードをステンレスで製作しました。

フレームの中にオイルが通るSRでは風を遮ることになる為、夏場は厳しいかもしれません。

状況に応じて簡単に外せて取り付けができるようにしてあります。

 

 

 

 

続きます。

 

 

 

 

SR400 カスタム紹介【スクランブラー】2

SR400のスクランブラーカスタムを紹介します。

何回かに分けて紹介し、カスタム内容を余すことなくお見せします。

 

 

 

 

フロントホイールは19インチ。

センター部をパウダーコートでブラックにしたホイールは雰囲気のあるH型リムです。

形の好みからフロントはタカサゴのH型リム、リヤは後述しますがアクロンを使用しました。

 

パウダーコートした初期型のハブを使用しステンレススポークをワンオフで製作しました。

ディスクローターはサンスター製、社外品は高性能なものが多い中、ソリッドタイプのディスクローターを選ぶことができるのはありがたいです。

 

ブレーキキャリパーは80-90年代のヤマハ純正品(スミトモ4P)を流用。

OHし、セラコートでブラックに焼き付けました。

キャリパーサポートが雰囲気に合わないので社外品ではなく流用を選びました。

 

 

 

 

リヤホイールは18インチ。

アクロンの特徴的なH型リムを使用しました。

 

同じくパウダーコートしたハブはTDR250用を流用。

それに合わせてステンレススポークをワンオフで製作。

リヤディスクはサンスター製。

 

そして前回紹介したマフラーに続き、キャリパーの取り付けが苦労したカスタムの一つになります。

フロントと同じく当時のヤマハ純正品をOHし流用(スミトモ2P)。

これを純正のスイングアームに取り付ける為にサポートを製作したのですが上手くいかず苦戦しました。

ブレンボキャリパーであれば取り付けは比較的簡単ですが純正流用に拘ったため、夜な夜なフライス盤を動かし続けました。

 

 

 

 

続きます。

 

SR400 カスタム紹介【スクランブラー】1

SR400のスクランブラーカスタムを紹介します。

何回かに分けて紹介し、カスタム内容を余すことなくお見せします。

 

 

 

 

フレームは初期型(1983年式)を使用。

古い塗装を全剥離、錆もブラストで丁寧に落としてから艶のあるブラックでパウダーコート。

エンジンは腰上が同じく初期型、クランクケースとジェネレーターはドラムの後期型(1998年式)を使用。

エンジンはOHし、少しスープアップ(500クランクに89mmピストンを使用し522cc)。

圧縮比が10:1となるピストンですが、少し加工し9.5:1に変更しました。

 

外観はブラックの部分はセラコート、アルミ地の部分はバフ研磨後パウダーコートのクリヤで仕上げてあります。

キャブレターは初期型(SR400)を使用。

 

 

 

 

 

特徴的なマフラーは薄肉ステンレスパイプを使用し手曲げで製作。

サイレンサー本体も製作、サイレンサーエンドはテーパーに削り出した真鍮を取り付けました。

カスタムの中でいくつか苦労した部分があり、一つがこのマフラーです。

ステンレスであること、手曲げであること、フレーム(サスペンション)の内側を通すこと。

この拘りが大きな壁となり苦労することになりました。

 

 

 

続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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