SR400 ミッションのOH

 

SR400のギアが入らないということで修理することになりました。

SRとしては珍しい症状です、早速分解します。

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とりあえず問題となる1速ギア、その周辺全て交換します。

シフトフォークの異常摩耗。

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中古で購入されたばかりで現オーナーが理由ではなく、原因は正確にはわかりません。

オイル管理は問題なさそうです。

またこういった摩耗にWPCなどは効果はなさそうです。

ストレーナーの異物からもヒントを得ようとしますが・・・。

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各ギアの入り方を今まで組んできた感覚を頼りに確認します

この状態でしっかり確認しておかないともう一回割ることになります

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これで普通に乗ればもう大丈夫でしょう。

チューンなどせずに終わりましたが・・・

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ブラックシリンダー

そう、タダでは終わりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

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SR400→522スープアップとOH 其2

 

えー・・・前回の続きです。

と言いましても随分前のことですが。

SR400→522スープアップとOH 其1

 

清掃や各部チェックを済ませてクランクを組み立てます。

新品クランクは気持ちがいいものです。

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ボーリング、ホーニング済みのシリンダー。

歪みが出ないように時間を置いてから神経質なくらいに計測します。

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ピストンはそこそこコンプなワイセコ89mm。

WPCなどをします。

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リングも表面処理します。

リングに関してはWPC、DLCを組み合わせます。

これは様々な意見を聞き、私の独自見解で処理しています。

 

私自身が最初から最後まで組んだエンジンでお客様に走行してもらい、また私がOHする。

これを繰り返すことでチューン車のクセがわかってきます。

しかしながら未だ解決に至っていないところもありまだまだ勉強が必要なようです。

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バルブシートカットとラッピング。

これも実は全て同じではなくエンジンの仕様によって勝手に変えてあります。

効果はどうでしょうか。

こういったことは0.1PSアップでも成功といえます。

まずこれには耐久性に変わりがないことが重要です。

細かい積み重ねで0.1PSアップネタを10個仕込んだとしましょう。

それで1PSアップ。

非力なシングルエンジンにとってこの1PSは同排気量エンジンとの差別化に十分と言っていいでしょう。

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バルブスプリングはノーマルです。

へたりがあってはダメですので計測後取り付けます。

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カムはヨシムラST1。

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ロッカーもWPC。

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カムチェーンも新品です。

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綺麗にした小物がアクセントになります。

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完成しました。

慣らし運転頑張っていただこうと思います。

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SR400→522スープアップとOH 其1

サイドカバーペイント

 

今回はSR400から522ccにスープアップします

圧縮を上げすぎず、パワーと耐久性のバランスを考えながら組み立てたいと思います

 

まず分解

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洗浄とブラスト

洗浄はメディアを残さないように3回です

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パウダーコートで仕上げました

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・・・続く

 

 

 

 

 

 

 

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