初期型エンジンOH SR511

タイトルにSR511とありますがスープアップではありません

あくまでもOHで、ピストンは1mmオーバーサイズの純正を使用

組み立ては相当な時間がかかります

計測計測洗浄洗浄・・・・

一つ組むごとに手を脱脂

工賃以上の作業を目指すのは当たり前だと思っています

特にエンジンなんて見えない部分も多いです

手を抜いても抜かなくても見た目の仕上がりは変わりません

初めてエンジンに火が入った時に私が嬉しく思うのはこれから色々な場所を走る事を想像するからです

さて・・・

超音波のお風呂でメディアの除去と洗浄されているのは78年のSR400のクランクケースです

丸みを帯びたクランクケースは一目で初期型とわかります

1978 SR400 エンジンOH

今回クランクケースとシリンダヘッドはガンコートのシルバーでお色直しします

というか写真はもうできています

1978 SR400 エンジンOH

シートカットや研磨などOHメニューを進めていきます

1978 SR400 エンジンOH

クランクはSR500の重いクランクを芯出し

ベアリングを外すのにコジられた跡が残っています

一応言っておきます、私じゃないですよ

1978SR400 エンジンOH

1978SR400 エンジンOH

ピストンはXT1mmオーバーをWPCです

カムやロッカーアームも純正ですがしっかりWPC

1978SR400 エンジンOH

1978SR400 エンジンOH

1978SR400 エンジンOH

いいですね

1978SR400 エンジンOH

こだわりの初期型パーツ達

1978SR400 エンジンOH

1978SR400 エンジンOH

1978SR400 エンジンOH

SR500→SR522スープアップ&OH 其3

クロスハッチに眠る鉄粉を完全に取り除く為、シリンダーを超音波洗浄

SR500 エンジンOH

 

 

 

 

超音波の音を聞きながら福中が『滝の音がする』と

思わず耳を澄ましてしまう自分もバカだなーなんて

・・・その間にクランクケースを組んで・・・

SR500 エンジンOH

 

 

 

ピストンはワイセコ89mm

WPC処理です

SR500 エンジンOH

 

 

 

シリンダーを組んで・・・

SR500 エンジンOH

 

 

 

 

ヘッドも組んで・・・

SR500 エンジンOH

 

 

 

すいません、いっぱい省略して・・・完成

カバー類はつぶつぶパウダーコート

ボルトやタペットカバー、テンショナーカバーはガンコートです

この車両は元々ホイールやタンクがブラックでしたのでかなり引き締まりました

SR500 エンジンOH

SR500 エンジンOH

 

 

さ、慣らし頑張っていただきましょう

幻のシリンダー

’78 SR400

やや下付きのYAMAHAデカールに少々ゆず肌気味の塗装

いかにも’78のSRといった感じですが・・・

分かる人いると思いますがエンジンが違うんですね

誰も気にしないところでしょうがオーナーさん・・気になりますよね

1978 SR400

 

 

 

寄せ集めで初期型エンジン組み立て計画!

最難関とも呼べるシリンダーをゲットしたようです

399ccなシリンダー

 

 

 

クロスハッチは消滅しピカピカのシリンダー

STDサイズを使用する為、ライナーは製作します

そして気になるフィン欠け

SR400 シリンダー

 

 

 

修正後

SR400 シリンダー

 

 

・・・今から他にどんな試練が待っているのでしょうか

 

 

1 30 31 32 33 34 39