SR400FIのマフラーを交換したのでセッティングを行います。
FIですのでサブコンを取り付け、MAPの作成をします。
まずフルノーマルの状態でシャーシダイナモにて空燃比、馬力、トルクを計測します。
一定の負荷をかけてリアルな路面の状態を再現します。
ノーマルの状態で後軸出力約23PS、トルク2.7kgf・m
下の線が馬力、上がトルクです。
空燃比は、すいません写っていませんが想像より濃い目でした。
マフラーを交換、何もせずにそのまま計測します。
青がノーマル、赤がマフラー交換後です。
うーん・・・、パワーだけ見ると悪くないんですよね。
26PS、トルクも3.0kgf・m超えてきました。
しかし大切なのは何馬力出ているから凄いとかではなくて【比較してどう変化したか。】です。
空燃比は少しばらつきがみられるのでこれらを補正します。
セッティングを行いますが、これがとても忙しいんです・・・。
セッティング後、最終的にはこうなりました。
青がノーマル、赤がマフラー交換とMAP作成。
後軸出力29PS弱まで上がりました。トルクは3.35kgf・m。
これは想像よりいい数字です。
トルクが低回転からモリモリでノーマルの500なら加速で恐らく勝てるでしょう。
このMAPはもちろんですがパワーを狙って作成しました。
楽しいのですが燃費が少し悪くなります。
というわけで、もう一つMAPを作成、サブコンに2MAP記憶させます。
ハザードスイッチは普段使用されていないということで、改造してMAPの切り替えを行えるようにしました。
OFF時は燃費MODE、ONでパワーMODE。
PーMODE・・・一応それっぽくしてみました。
このPーMODEをONにするとアイドリング回転数が微妙に変化し、その気になります(笑)
ツーリングの時などはOFFでのんびり走って、ワインディングでON。
走行中でももちろんスイッチングできますので、高速道路でも普段はOFFで走行、ONで追い抜きを楽にすることができます。
色々遊べそうですね。
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