SR400F.I 最終型 スクランブラーへの道 前編

SR400F.I最終型をスクランブラー風にカスタムします。

未完成ですので前編として紹介したいと思います。

 

 

マフラーを交換、コンピューターを取り付けて空燃比と出力を計測します。

 

 

 

シートの交換。

ループ加工もしました。

 

 

 

 

 

 

 

次回はスクランブラーらしくするために車高の調整とその他加工をしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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SR500 エンジンのOH

最近エンジンネタが多い気がしますが・・・すいません書きやすいもんで。

さて今回いつもと少し違うのは焼けてしまったエンジンをOHします。

 

一度焼き付いたエンジンは再始動する場合も多いのですがピストン寸法が変わりスラップが増大します。

 

ノーマルボアに戻すためにスリーブの製作。

最小限の面研を済ませてから超音波で洗浄します。

 

 

クランクシャフト。

よくクランクの組立幅とかクリアランスとかを計測している写真を見かける気がします。

規定値以内なので大丈夫です!ということでしょうか。

このクランクもそのような数値はバッチリなのです。

 

 

 

そんなクランクから外したコンロッド。

見えない部分に損傷が隠れています。

 

 

クランクは新品に、芯出しをしてから組み立てます。

 

 

 

 

焼き付いたエンジンは清掃も大変です。

綺麗にしてからベアリングを圧入していきます。

 

 

ミッションも確認してから摩耗部品を交換、その後取り付けます。

 

 

 

新品の純正ピストン。

通勤快速号ということですので扱いやすいピストンを選びました。

 

 

 

ヘッドも綺麗になりました。

 

 

 

ロッカーアームもカムも焼けています。

 

 

 

全て交換します。

 

 

 

見た目は少しシリンダーのヤレ具合が目立ちますが中身は綺麗になりました。

まだまだ走れます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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1978 SR500 フルレストア日記 vol.2

※概要※

【SR500 フルレストア日記】と題して、北米から帰国した不動なSR500を再生させたいと思います。

この連載ではレストアとはどのような作業なのかお見せしたいと思います。

 

 

 

前回外したエンジンです。

今回はこれを分解、今後のOHメニューを決めたいと思います。

 

 

 

 

国内の1978年SR500のエンジンとよく似ています。

 

 

特徴的なのはケースの刻印です。

輸出用にはエンジン番号の刻印があります。

※ドラム後期型のSR500にもエンジン番号の刻印があります。

 

 

荒々しい造りの部品やシリンダーなども1978年のSR500と同じようです。

 

 

 

輸出用のピストンは少し形状が違います。

ここも当然想定内ですが・・・。

 

 

 

裏から見たピストンです。

左上から時計回りに400用ピストン、今回の500用ピストン、500用のピストンです。

400と500のピストン形状の違いはクラウン部だけではなくピン回りも特徴的です。

面白いのは今回外したピストンのピン回りの形状が400に近いということです。

実際ピンも400用が使われていました。

重量も少し軽いです。

 

 

リングの固着はありましたが使えそうです。

見たことのないこのピストンはこのまま使用したいと思います。

 

 

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