年別: 2021年
SR400 カスタムオーダー【ボバー】
カスタムオーダーで製作したSR400を紹介します。
今回は【ボバー】です。
青みが強いブラックをベースにグレーを調色、ソリッドで仕上げました。
安心して乗っていただけるように一番大切な整備はしっかりと。
足し算カスタムでは出せないスッキリとしたカスタムがポイントです。
バイクは所詮遊び道具です。自分らしく乗ることが一番です。
SR500 納車整備
購入したバイクはずっと長く乗りたいものです。
売れた車両は納車整備をしてお渡ししますが、さらに細かく整備をしてお渡しすることもできます。
納車まで少し時間はかかりますが後に作業をすることを考えると金額的にも非常にお得な内容になりますのでお勧めです。
専門店ならではの整備です。SRのウイークポイントや年式による部品の外観はもちろん材質や処理方法まで熟知しています。
安心して乗って頂けるように頑張りたいと思います。
今回販売し、整備したSR500は1988モデルです。
エンジンはOH、ブラストで長年の錆を剥離し腰上はセラコートでブラック、腰下はガンコートとパウダーコートで仕上げました。
仕上がりは純正のようですがドラム型でブラックのエンジンは存在しません。
純正の雰囲気は壊さず少しだけ自分らしさを出した仕様となりました。
サイドカバーやテールカウルのデカールはクリヤ塗装がされておらず、少しずつ剥がれてきたり色が抜けてきます。
年式を考えると状態はいい方ですが先のことを考えてクリヤを塗装します。
塗り直しよりも気を使います。削って下地をつくることができないからです。
長年かけて染み込んだ油分や汚れがずっと出てきます。
少し塗っては密着を確認し、長時間かけて仕上げていきます。
キャブレターはOHと同時にウエットブラストで仕上げました。
古い車両は部品交換だけではなく油面なども調整が必要です。
全てが純正であってもスクリューやジェットなどが標準値に収まるとは限りません。
スプロケットハブやフェンダーの裏など錆びやすい部分などはパウダーコートで処理します。
写真にはありませんがサイレンサーの錆びやすいところもブラストで錆を剥離後セラコートで防錆処理しました。
それではありがとうございました。
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