年別: 2021年
1978 SR500 フルレストア日記 vol.7
※概要※
【SR500 フルレストア日記】と題して、北米から帰国した不動なSR500を再生させたいと思います。
この連載ではレストアとはどのような作業なのかお見せしたいと思います。
今回は足回り編(前編)となります。
北米輸出仕様の特徴でもあるキャストホイール。
前後ディスクブレーキは輸出仕様のみ見ることができる特徴となります。
錆はありますが酷い腐食はなさそうです。
まずローターから。
ブラストで錆と塗装を剥離します。
パウダーコートの下地準備です。
適当にペーパーで磨いてブラックに塗っても、錆をブラストで落としてパウダーコートしても仕上がりは同じです。
違ってくるのは何十倍になるのかわかりませんが耐久性です。
旋盤にセットして少し研磨します。
準備が出来たのでパウダーコート。
これは仕上がり前の状態です。
仕上がりました。
リアディスクはPCDは同じですが外径がフロントと比べると小さいです。
フロントディスクはSR400SP、SR500SPと同じです。
ところがホイールは違います。
これについてはまた次回。
フロントフォークは摺動部に大きな錆もなく年式を考えると良い状態に見えます。
恐らく一回も分解したことがない状態です。
変な傷もなく逆に好都合です。
82年までの初期型に付くスチールのトップボルトも同じです。
曲がりを確認します。
インナーはバフ研磨。
アウターはまずウエットブラストです。
ウエットブラストで仕上げた状態です。
光りすぎないようにバフ研磨します。
バフ研磨で仕上げた状態です。
パウダーコートします。
仕上がり前の状態です。
最終的に仕上がった状態です。
組立てて完成となります。
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SR400F.I 最終型 スクランブラーへの道 番外編
以前記事にしたSR400F.Iのカスタムペイントを紹介します。
画像では同じ色が出せません。
実物は深みのある浅葱色です。
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