1992 SR500 レストア

今回紹介するのは1992年モデルSR500になります。

中古車をベースに予算の範囲内でレストアしたものになります。

 

 

作業は割愛しますがフレームなどのパウダーコートから始まり、エンジンもOHを済ませ組み立てた車両です。

レストアをする車両の源泉は決して金銭的なものではありません。

作業が好きだからです。それ以外にありません。

 

1992 SR500S 限定モデル

 

 

 

錆びたハブをブラストし光りすぎないように研磨、手入れが楽なようにパウダーコートのクリヤで仕上げます。

前後のハブだけで1日かかる根気のいる作業です。

 

 

 

 

外装はオリジナルです。

個人的には少しヤレた雰囲気の外装もいいものです。

 

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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SR400F.Iのループフレーム加工とシート交換

今回はインジェクションモデルのSR400のループフレーム加工とシート交換作業を紹介します。

 

 

タンデムバーやサイドバッグのサポートバーが取り付けできるようにループフレームを加工します。

シートはキャブレターモデル用を使用します。

 

 

 

 

旋盤とフライスを使ってシートがいい位置にくる部品を製作。

 

 

 

 

 

元々使用していたフェンダーを加工し取り付け。

 

 

自然な感じに仕上がりました。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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SR500 エンジン塗装(純正仕様)

今回はいつも紹介するエンジンの中のことではなく、外観のことを紹介したいと思います。

カスタム車ではブラック仕様の人気が高いですが、ノーマル車にとても人気なのが今回紹介する仕様になります。

 

 

ドラム型SR500のエンジン。(仕上げたもの)

Beforeの写真を忘れてしまいました・・・。

それなりに腐食が進行していたエンジンです。

 

 

SR400、SR500ドラム型エンジンの場合、純正のエンジン各部品の仕上げは以下のようになります。

1 シリンダーヘッドカバー アルミ素地

2 シリンダーヘッド シルバー塗装

3 シリンダー アルミ素地

4 クランクケース シルバー塗装

5 クランクケースカバー 研磨後クリヤ仕上げ

6 ストレーナーカバー アルミ素地

7 タペット、カムチェーンテンショナー、インジケーターカバー 研磨後クリヤ仕上げ

 

当店で純正風に仕上げる場合、基本このままの仕様になります。

 

 

シリンダーヘッドカバーはウエットブラストで仕上げます。

この時にメディアを2種類使い分けます。

粗で錆を落とし、細で光沢を出します。

 

 

 

シリンダーヘッドは塗装仕上げです。

これは同じくウエットブラストで下地を作った後、焼き付け塗料で約150分高温で焼き付けます。

 

 

 

シリンダーはヘッドカバーと同じウエットブラストの仕上げとなります。

 

 

 

クランクケースはシリンダーヘッドと同じ焼き付けの塗料で仕上げます。

 

 

 

クランクケースカバーはウエットブラストで錆を落とした後、研磨し洗浄します。

その後パウダーコートのクリヤで仕上げます。

研磨の状態のままだと磨き続けないと曇ったり錆が発生します。

ウレタンのクリヤでは密着が悪く、いい結果になりません。

腐食具合により仕上げが変わりますのでいつもとても苦労します・・・。

 

 

 

塗装も手間がかかりますがウエットブラスト処理をした時の残留メディアの清掃も非常に手間がかかります。

 

以上純正仕様のエンジン塗装の紹介でした。

見違えますのでお勧めの作業です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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