1979 SR500SP 整備とメインハーネスの製作

今回紹介する作業は43年前のSR500SPの整備とメインハーネスの製作となります。

メインハーネスは消耗品です。新品は手に入りませんので旧型の電装品に合わせて製作したいと思います。

 

 

1979年SR500SP。

 

 

 

タイヤ交換・・・のついでにフロントフォークのOH。

 

 

 

1982年までのSRはトップキャップがスチールでできています。

 

 

 

アウターケースに時々残る銅ワッシャー。

潰れてしまうと挟まって取れなくなることがあります。

無理に取ろうとすると傷だらけになります。

 

そこで登場、一瞬で取れる工具。

 

 

 

頻度は少ないですがその為だけに工具を製作して置いてあります。

そんな工具だらけですが専門店ってそんなものでしょう。

 

 

 

 

更についでに予定外のステムベアリングの交換。

 

 

 

 

メインハーネスの製作。

古いハーネスを外しますが配線が焼けてカプラーが取れません。

 

 

 

外したメインハーネス。

 

 

 

 

1993年頃までは右スイッチにヘッドライトのONOFFスイッチがあります。

ポジションもありますのでOFF、PO、ONとなります。

 

 

 

年式が新しくなってもメーター球やテールのポジションの配線の色が青である理由はこの時の名残です。

ライトスイッチをPOにした時に12Vが流れる配線が青色でこの時に点灯するのがメーターやテールポジションというわけです。

ハザードスイッチが付いたモデルでは青色の配線はACCと同じ配線になります。

 

 

ハーネスを作っていきます。

 

 

一部の電装品、例えばCDIはそのまま使用しますが、カプラーや端子が古くなっていますので交換します。チューブも新品に交換します。

 

 

 

USB電源を付けたいというご要望で、専用の線をメインハーネスの中に引いてあります。

 

 

 

いつまでも長く乗ることができるように工夫して、今でも進化し続けながら製作しています。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【1995年SR400部品】のパウダーコート

今回はお預かりしたSR400の部品のパウダーコートを紹介します。

 

 

30年も近く前のSR400です。

当然錆も発生し塗装も剥がれます。

 

 

 

古い塗装を剥離した後、ブラストで錆を掘るように取っていきます。

これが穴となりパウダーコートをした際にトラブルになることが多々あります。

腐食を見て1つ1つ焼き方を変えるなど工夫をして、できるだけ安定した状態を目指しています。

出来上がるとボロボロの状態だった部品が嘘のように綺麗になります。

 

 

ステップバーもスチール製の年代ですのでステップバーをパウダーコートのシルバーで、ベースをブラックにして仕上げました。

ピンをステンレスで製作し取り付けました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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