SR400 カスタムオーダー

カスタムオーダーで製作したSR400を紹介したいと思います。

 

 

 

フロント足回りは21インチ。

リム、ハブ、フォークは全てOHしパウダーコートで仕上げました。

 

 

 

リアは純正を使用しました。

これも同じく全てOHしパウダーコート仕上げです。

マフラーは4インチのダウンタイプスーパートラップを取り付けました。

 

 

 

 

シートに合わせてループ加工したフレーム。

フレームはスイングアームを含め全てパウダーコート仕上げです。

 

 

 

フロントフェンダーはワンオフです。

21インチに合わせて長すぎないように短すぎないように製作しました。

ステンレスヘアライン仕上げ。

これに合わせて既製品を加工したリアもヘアラインで仕上げました。

 

 

 

エンジンはOHし、オールブラックで組み立てました。

セラコートとパウダーコートで熱や耐油性、耐傷性を考えて塗り分けました。

 

 

小さいタンクから配線が見えることを考えて、メインハーネスは1から製作。

見えても美しい配線を考えて製作してあります。

 

 

 

配線はハンドルバーの中を通し、長く乗ってもトラブルが少なくなるように加工してあります。

 

 

 

タンクはブラック一色でグロス、フラットの使い分けでラインやエンブレムを入れてあります。

 

 

紹介は以上です。

オーダーありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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SR400 SR500 中古車情報

SR400 SR500中古車情報です。

今回紹介するのは2台です。

 

SR400 2008年

 

 

SR500 1999年

 

 

詳細は中古車のページからお願いします。

中古車販売

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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SR400 SR500のフレームの話

今回はSR400とSR500のフレームの話です。

 

当店でレストアの作業などでフレームを塗り替える時は必ずパウダーコートをします。

耐久性の向上が最も大きな理由ですが他に同じくらい大きな理由があります。

それはフレームからのオイル漏れに関係します。

エンジンオイルがフレームの中を循環するSRにとってフレームは単なる骨組みというモノではありません。

事故や転倒などでフレームにクラックが入りエンジンオイルが漏れてくる場合があります。

 

 

例えばこれです。

これはメイン部分に大きな衝撃が加わり曲がったものを修正し補強されたものです。

私がこのSRに跨った時に違和感があり急いでタンクを外すとこのような状態でした。

 

 

エンジンオイルが漏れるのは必ずこの部分になります。

塗装が剥がれていることから分かるように溶接されて直されています。

 

 

このフレームは初期型の希少なものでしたが世に出回らないようにバラバラに切って処分しました。

 

ところが事故や転倒をしていなくてもフレームにクラックが入りエンジンオイルが漏れてくる場合があるのです。

理由は元々の溶接によるものです。

巣穴から少し滲んでいるのがわかると思います。

 

 

 

これは新車の時からこの状態であるため気を付けようがありません。

悪い言い方をするとハズレが存在します。

フレームをパウダーコートするときは必ずブラスト処理をします。

このブラストされた状態は梨地の状態で少しでも油分が付着すると色が変わります。

フレームの溶接部分から油分が少しでも滲むとすぐにわかります。

 

このフレームもわかりにくいですが少し漏れが確認できます。

 

 

溶接ビードが空洞になっており直しにくいのですが見つけた場合は必ず直します。

下の写真で大きな巣穴が確認できると思いますが埋めにくいです。

 

 

2021年にパウダーコートしたフレームで漏れていたのは2台でした。

フレームをパウダーコートする時は全ての車両でこのようなことをチェックします。

ただ綺麗になる、それだけではない大きな理由がパウダーコートにはあるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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