エキゾーストバルブ

作業その1

販売車両組立て中ですがエンジン圧縮圧力が低いので調べることに。

エンジンはかかります 走行もします。

ただかなり気になるので

作業その2

二人でかかれば数分でエンジンは降ろせます

シリンダヘッドやらカムシャフトやらコッタピンやら外して当初より予想していたバルブを外します

作業その3

IN側は正常、EX側はステム部に曲がりがありました

当たりがでないわけですね

でバルブを交換、当然ですが擦りあわせ後、光明丹を塗布します

作業その4

光明丹はバルブとシートが正確に当たっているかを確認する為に使用します

作業その5

正常な場合このような感じでシート部分に光明丹が付きます

仮に曲がった状態で乗り続けるとガイドと呼ばれる部品とバルブステムが焼きつきを起こします

中古車で購入して保証期間が過ぎた頃に焼きつき『乗り方が悪い』なんて良く耳にする話です

私も昔、壊れる度に乗り方が悪いと何回言われたでしょうか

今思えば・・やはり乗り方が悪かったのかも(笑)

VESPA125ET3

VESPA125ET3

今となっては懐かしいですが私のベスパライフの原点とも言えるのがこの『125ET3』

90年代、日本人のためだけに日本人がイタリアに製造させた贅沢な『ヴィンテージシリーズ』の最高峰 (ということはイタリアでは走っていないことになる)

 

オリジナルに魅了されてからは疎遠な関係になっていましたが長い年月を経て仕事として触ることになろうとは・・

ベスパを常用していた頃、合計してどのくらいの距離を押し続けたのだろう

プラグを何百本交換したのだろう

ま、当時 知識もないくせに自分で整備していたから自業自得ですよ

ペイントで蘇る

長年愛車と共に過ごしていると輝きは少なからず失われるもの

人間の皮膚と違い再生しようとする力など当然ありません

しかしブラスト処理やペイントを施せば輝きは以前より増す場合もあります

SR500フレーム

とても初期型500のフレームとは思えません

長年の垢を取り除かれ気分一新、新しい時代と共に駆けていくことでしょう

 

 

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