SR400 カスタムペイント マジョーラ

代表的なアンドロメダ

マジョーラと言っても種類は豊富にあります

今回は最もポピュラーな【アンドロメダ】です

基本はブラックベースにコートするとパープルやグリーン、ゴールドに変色します

下品にならない様、薄くコートするととてもお洒落な塗料です

このタンクは一見ナローですが実は私が叩き出して作ったタンクです

 

セッティングの重要さ

KSR110

エンジンをチューンしてもセッティングが合っていないと意味がないどころか時によっては致命的な故障の原因になります

キャブレターが混合気を発生させエンジン内に送り込みます(正確には吸い込まれます)

その混合気を適正な割合にするのがセッティングという作業です

質量 空気対ガソリンの割合が14.7:1の時 排出される公害物質が最も少なくなります(理論空燃比と言います)

しかし実際パワーを使う領域では割合を12:1まで空気の質量を減らします(ガソリンの質量を増やします)

上記をパワー空燃比とか出力空燃比とか言います

 

プラグが黒いから濃いというのは間違いで問題はどこが濃いかということです

例えばですが上の写真のKSR110の場合プラグはいつ見ても真っ黒

音も鈍く明らかに濃い状態です

実際に空燃比を量るとどうでしょうか

アイドリング付近

リッチ(濃い)状態

11.1:1の状態ですので空気の質量が小さい(ガソリンの質量が大きい)ですね

アクセルを回していくとどうでしょうか

リーン(薄い)状態

出力空燃比どころか理論空燃比よりも薄い状態です

 

これらのデータを目安に低回転時を薄く、高回転時を濃くしていきます

これを低回転時のみ薄くしたところで濃い状態はなくなりますが高回転時の薄さは全く対処されていないことになります

 

それどころかこういう状態ではいきなり高回転時を薄くしていく方もいます

冷却を気化熱に頼る空冷式などは過熱(オーバーヒート)してしまいます

 

個体差やパーツの状態によってもセッティングは変化します

カスタムしても楽しく安全に乗っていただけるように私も日々勉強し続けているのです

 

しかし時代はインジェクションへ移ろうとしています

電子制御ですので環境にも良く、言うことはありません

最後のキャブレター時代を楽しみながらこの流れを見守りたいと思います

 

 

 

移転・・・・その後

4月に移転してから2ヶ月半程経ちました

何十回とトラックで往復し、苦労があって無事移転できたわけですがその様子の一部を公開したいと思います

スライドショーになっていますのでNEXTをクリックして下さい

最初に下見に行ったときです 床塗りから 同じく床塗り・・ 床塗り完成

テーブルと椅子を造る 溶接で骨組みから 意外と安定しないので補強を多めに 上に載せる天板を製作 とりあえず箪笥とテーブルを運ぶ

事務所がやってきた んで設置 二段目はユニックでは無理なのでフォークリフトで テトリスのようです 消えませんように

無事設置完了 階段もつきました 好きなハイライトカラーで 合間に看板も作ります パーツ入れなども買いにいきます

事務所の中も塗ります 電気工事開始 整備ピットは水銀灯で レンガも積みます

もうがたがたぐだぐだです テーブルと照明とレンガ完成の図 鏡を使って外用看板も製作 屋外にも設置 私は高所恐怖症です

プライスカードの準備をしています 歴代の使用できなくなったつなぎを飾っておこう・・・・ ん・・ トイレマークも作ります・・・って そして開店へ

販売車両もどんどん増やします 他にもしたいことは沢山ありますがとりあえず現状です

自分の店に愛着がなければいい仕事は出来ません

出来る範囲は2人でしました

皆さんにいい店になったと言われる度 嬉しかったです

前の店はダンボール一箱置くのに苦労していましたから(笑)

私の性格ですからいつの日かグチャグチャの店になるでしょう

その時はこの写真を見て掃除に励みたいと思います

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