SR400 レストア&カスタム その3【フレーム編】
SR400 レストア&カスタム、今回はフレーム編です。
直すからには長く乗れるように錆をブラストでできるだけ落とし、最も適した方法で塗装したいと思います。
錆もギリギリのところが多く、穴が開きそうな箇所もありました。
穴が開くと更に大変な作業になります。
その場合パイプの裏側も錆びてきます。
錆と塗装をブラストで落とし処理します。
SRはフレームの中にオイルが入ります。
溶接部分の錆など様々な理由からオイルが漏れる場合があります。
何となくフレームがベタベタする場合、漏れていることがあるのです。
ブラストで剥離することで少しの漏れであっても確実に見つけることができます。
ただブラストして塗装するだけではなく、あらゆるトラブルの可能性を考えて作業することを心掛けています。
いつもフレームはグロスブラックでパウダーコートしますがこの車両に関してはハーフグロスで処理します。
ハーフグロスの方が腐食跡に対して良好な塗膜が残せることと、厚めに処理ができることが理由です。
できました。
ピカピカのグロスもいいですが鈍く光るフレームもまた高級感があります。
同じくボロボロだったスイングアームもハーフグロスでパウダーコートしました。
組むのが楽しみです。
今回はここまでです。
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SR400 カスタムオーダー【トラッカー】
カスタムオーダーで製作したSR400を紹介します。
スッキリまとめたハンドル周り。
トラッカーやボバーなど小さめのヘッドライトを使用するカスタムは配線の処理が非常に重要になります。
タンクカラーは深めのソリッドグリーン。
いつもより大きめの文字など全てペイントで入れました。
ベースとなるドラム型のSRは20年以上前の車両です。
各部しっかりと整備をしながら、腐食があるようなところはその場しのぎの塗装ではなく、予算に合わせてパウダーコートやセラコートなど最適な塗料を使い分けて処理します。
ステップも腐食が多いパーツの一つです。
分解し、ベースはパウダーコート、ステップはウエットブラストで処理をしています。
新たにステンレスでピンを製作し組み立てます。
実は昔製作したこの車両とタンクのデザインは同じです。
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