セラコート
当店はセラコート™日本国内の認定施工所です。
ここではセラコートについて説明します。
セラコートの主成分はセラミックです。熱に強く、汚れにも非常に強い塗料です。
金属はもちろんですが、プラスチックや木材など様々な素材に施工することができます。
塗膜は非常に薄く、硬度があります。塗膜が薄いということは寸法変化がほとんどありません。例えばですがボルト、ナットに施工した場合でも施工前と同じように使用することができます。
硬さはありますが、曲げても割れにくい塗料です。パウダーコート並みのしなやかさを持っています。
放熱、耐熱、断熱、潤滑などそれぞれ専用のセラコートがあり用途により使い分けます。
超耐熱セラコート(グレーシャーシリーズ)
セラコートの代表ともいえる耐熱コーティング【グレーシャーシリーズ】。
このセラコートは焼き付けて密着させるものではなく、自然乾燥で密着させます。
乾燥まで数日かかり、ゆっくりと密着します。
耐熱温度は1000℃から1200℃です。
エキゾーストパイプは常に過酷な温度にさらされています。グレーシャーシリーズはそんな過酷な温度にも耐えることができるコーティングです。
現在のラインナップは5色です。
※現在も開発が進んでおりこれからもカラーが増えると思います。
耐熱セラコート(Cシリーズ)
グレーシャーシリーズ程の耐熱性能はありませんが、一般的な耐熱という意味ではCシリーズで十分です。
カラーによって違いますが500℃から1000℃くらいの耐熱温度となります。
これでも一般的に販売されている耐熱塗料よりも優れています。
色々と試してみましたが、バイクでしたらエキゾーストパイプ以外は施工できます。
サイレンサーにも施工でき、熱による色の変化や劣化はありません。
グレーシャーシリーズと違い様々なカラーを選ぶことができるのが特徴です。
焼き付けセラコート(Hシリーズ)
このHシリーズと呼ばれるセラコートの一番の特徴は耐摩耗性、耐衝撃性といった塗料の硬さにあります。
耐熱性能はそれほどありませんが(200℃から300℃くらいです。これでもエンジンなどを塗るには十分な耐熱性能です。)密着度はシリーズの中でも一番優れており、普通の塗料のように剥がれることはまずありません。
Cシリーズより更にカラーが多いことも特徴です。
Cシリーズ、Hシリーズのカラー
他にも、エンジン内部の潤滑性能を高めるシリーズや、放熱を高めるシリーズなど様々な種類のセラコートがラインナップされています。
これらを使い分け、バイクの様々な部品に最適なコーティングをすることが可能になります。
セラコート 施工ギャラリー