外装ペイント
バイクの顔とも言えるタンクペイント。
塗装をしてカラーリングを変更するだけでバイクのイメージが大きく変わります。
タンクのカスタムペイントだけで他の人とは違ったカスタムを楽しむことができます。
ここではタンクペイントとは一体どういうものなのか、どのような種類があるのか、依頼方法などもお伝えします。
タンクの塗装工程は大まかに2つです。
それは、下地、上塗りです。
私たちが実際に目で見ているのは塗装の上塗りを見ているわけですので下地の綺麗さはあまり関係ないように見えると思います。
しかしながら塗装技術を省くと、タンクペイントの重要さは下地にあります。
下地はペイントで言うならば【準備】です。
多くのことに当てはまりますが成功するかどうかはこの準備が全てです。
SRの場合は1978年から生産されていますので当時のタンク(俗にいうナロータンク)は40年も前のタンクになります。
写真のような状態になっているタンクも少なくありません。
まず元の塗料を剥離しないとタンクの状態は分かりません。
古いタンクは特に見た目は綺麗でも剥離をすると錆が進んでいる場合があります。
このような場合、錆を落とし防錆処理をすることで長く使用できるタンクになります。
深い錆に対してはブラストで除去したり、錆を取ることでタンクに穴が開く場合あり、そういった場合は溶接で穴をふさいでいきます。
新しいタンクは簡単に下地ができるものが多いのですが、古いものはこのように下地を作っていきます。
大きな凹みや変形などは板金処理をする場合もあります。
当店でタンク塗装を依頼される方のほとんどは、タンクに傷がついたり、凹んだりと外観上に問題があります。
綺麗なタンクを塗り替えようと思う方は少ないでしょうから当然と言えば当然ですが・・・。
※左、初期型ナロータンクの下地 右、FIモデルのタンクの下地
並べるとこんなに違うんですね。状態の良いナロータンクは少ないですので非常に人気があります。
上塗りは様々な塗料をご用意しております。
ソリッドカラー、メタリック、パール、キャンディ、など様々です。
カラーも色々ありますのでご相談ください。
ラインや塗り分け、ワンポイントのマークの塗装などもできます。
マークもステッカーではなくペイントで入れていきます。
お客様自身がイラストレーターでデザインされたマークも入れることができます。
カスタムペイントの魅力は同じデザインはありませんので自分だけのタンクができるというところにあります。
例えばサンバーストでも、マークや色を変えるだけでオリジナルのサンバーストが出来上がります。
クリアコートは国産の耐久性の強いものを使用しております。
輝きも良く、傷にも強いため長持ちします。
依頼方法ですが、直接来店して頂く方法と、タンクを送って頂く方法があります。
直接ご来店の方は、その場で色々お聞きします。
ラインの太さなど、目の前で仮にライン引きすることもできますのでご相談ください。
タンクを送って頂く方は、手書きで結構ですのでイメージを描いた紙を入れておいてください。
届いてから値段や作業内容の確認のために電話やメールをお送りします。
※現在外装の塗装作業は受付しておりません。
ペイントギャラリー
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