シャリー フルレストア 【その4】

シャリー フルレストア 【その1】はこちら。

シャリー フルレストア 【その2】はこちら。

シャリー フルレストア 【その3】はこちら。

 

 

タンクを直したいと思います。

かなり錆びているのは分かっていたので切断し綺麗にします。

理由としてまず、シャリーのガソリンタンクはSRのようなバイクと違い外装としての役割がないため溶接跡が残っても気にならないこと。

次に錆取り剤で手間をかけて綺麗にするよりも溶接の技術があるのであれば切断して綺麗にした方が数段いい状態に仕上がること。

 

 

切断しないとこの上側が取りきれません。

 

 

 

ブラストで錆を落とします。

 

 

溶接で元に戻していきます。

 

 

ここで重要なのは表を綺麗に溶接しても裏側が酸化してしまうことです。

バックシールドで綺麗に裏波を出さないと後に錆が必ず発生し穴が開くことになります。

 

 

 

これが表。薄くてボロくて難しかった・・・。

 

 

 

これが裏。

表よりも綺麗なビードが出ているのが分かると思います。

 

 

 

溶接が終われば時間を置かずにすぐにタンクコーティングをします。

 

 

 

表はパウダーコート。

 

 

テールのブラケットもパウダーコートで塗りました。

レンズはサイドのイエローリフレクターが素敵なのでそのままです。

 

 

 

スタンドやその他小物も全て塗装を剥離、ブラストしパウダーコートで処理しました。

 

 

シャリー フルレストア 【その5】へ続きます。